膝の痛みの注意点

スポーツ選手がなりやすい膝の病気とは

歩くだけでも膝には体重の約3倍の負荷がかかります。ランニングに至っては体重の約10倍もの負荷がかかるといわれています。

一般にスポーツ選手は走るだけではなく、ジャンプや急激な方向転換、ダッシュなどの運動が多いため、膝への負担も大きくなります。そのため、スポーツ選手は膝の病気になりやすいともいえるのです。

膝の突発的な外傷としては、靭帯の一部が裂けたり、破れたりすることで起こる「靭帯損傷」(軽症のものは捻挫という)や、膝をひねったりすることで、軟骨組織の半月板が損傷、断裂してしまう「半月板損傷」などが多くみられます。

それでは、膝の使い過ぎによって起こる病気についてみてみましょう。

膝蓋腱炎(しつがいけんえん)

膝の皿と、その下の脛骨(けいこつ)を繋いでいる膝蓋腱が炎症を起こしてしまうもので、ジャンパー膝とも呼ばれています。ジャンプの多いスポーツに起こりやすいといわれています。

タナ障害

膝の皿と大腿骨中間部分の「タナ」というひだ膜に炎症がおこる病気です。膝の屈伸が多いスポーツでなりやすいといわれています。

鶩足炎(がそくえん)

膝の内側の腱に炎症が起こる病気です。

オスグッド病

膝下辺りの軟骨が変形したり、断裂したりして痛みが起こります。

膝蓋軟骨軟化症

膝の皿の裏側にある軟骨と大腿骨が、すれ合ってすり減ることで炎症が起こり、軟骨軟化や隆起、亀裂などの変形がみられます。マラソンやジャンプ系のスポーツに多いといわれています。

膝蓋骨不安定症

膝の皿の可動域が大きくなることで、衝撃を受けた時に脱臼することがあります。

スポーツ障害は少年期に多いのですが、大人も膝の使い過ぎには注意しなくてはなりません。

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